1949-05-13 第5回国会 参議院 水産委員会 第6号
そこで私は、その時質問したんですが、当時社会黨の内閣であつたんです。
そこで私は、その時質問したんですが、当時社会黨の内閣であつたんです。
併しここで私共關心を持つておりますことは、これは社会黨の出身の閣僚としてのお考え方を聽きたいと思うのでありますが、これは東京民報にも載つておつたのでありますが、五月の二十三日であります。
中央執行委員會或いは黨大會において採上げられたかも知れませんけれども、社会黨の黨員の中で非常に反對をしておる人も澤山あると聞いております。而して芦田氏、現大藏大臣も、私はそういう戰債に對して利子を棚上げするという精神は初めからなかつたのではないかと推測しております。そういう推測をするのはよくないかも知れませんけれども、私の觀察であるから申述べさして頂きたい。
「この案が社会黨とて滿足し得べきものとはだれ一人考えてはいない。しかし三黨併立の政治情勢下に石炭國管を通すとすれば、この程度に落ちつくことはやむを得ないのではないか。今まで石炭の増産のできなかつた原因は石炭行政の弱體にあり、石炭廳の増産計畫が不渡手形に終つたことは、國家權力が何ら石炭企業に容喙できなかつたことにある。
野におる當時は、社会黨の諸君はそういうことを盛んに言われた。役人が遊んでおるじやないか。しかるに、これに對して、今日とにかく日本の敗戰後における政治工作としては、第一段階を突破して、大體平常時の城につつこんできておる。日本再建の土臺は大體築き上げられてきておる。その土臺の上に、どうわが國を押し立てていくかというところへ進んでおる。
それが農地法が實施になつてから、これは社会黨、共産黨の人たちにはそういう山林原野を開墾するというような氣風が餘計にあるようです、或る村のごときは、平地にあります山林を、從來霜害豫防若しくは風害豫防のためというので殘して置いたものまでも、皆伐り取つてしまつた、これがためにもう殆ど土地は風に持つて行かれるというような情勢になるので、これらの點は今までの開墾が一つのはやりみたいなになつている。
自由討論は百四十四條の原則であるか、百四十八條の方の原則であるかというような問題をお考えになつて見たら、例えば共産黨と社会黨が百四十八條で行く場合には、社會黨が十二人目に發言した場合に初めて共産等に割當てられる。四十八名對四とで、百四十八條で行く場合には……。